古典から現代に至る様々な短歌作品や文学作品、歌が紹介され、新たに知ることができてとてもよかった。
一重に無常観といっても、時代によってどう捉えられてきたのかとても興味深い。繰り返して読みたい。
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ありてなければ 「無常」の日本精神史 (角川ソフィア文庫) Kindle版
「世の中は夢か現か現とも夢とも知らずありてなければ」(古今和歌集)。いま、たしかに「ある」が、それは同時に、いつか「なくなる」、あるいはもともとは「なかった」ーー。夢と現のあわいに生きる我々は、そのみずからの「はかなさ」にどう向き合い、超えていくのか。万葉から現代まで日本思想史を形成してきた無数の言葉を渉猟し、そこに通底する「はかなさ」をたどる。平凡社刊『「はかなさ」と日本人』に大幅加筆。
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2015/12/25
- ファイルサイズ2368 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
●竹内 整一:1946年長野県生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業。東京大学教授などをを経て、現在鎌倉女子大学教授、東京大学名誉教授。専門は倫理学・日本思想史。著書に『自己超越の思想』(ぺりかん社)、『「おのずから」と「みずから」』『やまと言葉で哲学する』『やまと言葉で<日本>を思想する』(以上、春秋社『日本人はなぜ「さようなら」と別れるのか』(ちくま新書)『「かなしみ」の哲学』(NHKブックス)『花びらは散る 花は散らない』(角川選書)など。
登録情報
- ASIN : B019EPI31Y
- 出版社 : KADOKAWA (2015/12/25)
- 発売日 : 2015/12/25
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 2368 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 222ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 74,626位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 462位角川ソフィア文庫
- - 1,031位思想
- - 1,320位哲学・思想 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
親しみやすい語り口で、深い思索へ連れていってもらえ、世界と新しく繋がることができるように思います。
2020年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
竹内さんは「悲しみの哲学」で、出会ったのですが、この「ありてなければ」も、大変、面白く読ませていただきました。素晴らしい著作だと思います。
2016年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東大名誉教授で、倫理学・日本思想の大家が書かれた本を文庫化した本に、引用文献のミスなど絶対にありえないとは思うが、気になってしかたのないことなので、ここに書いておきたい。(誤解あれば、ご容赦)
本書の28頁に次の引用がある。「人生は夢であるといふことを誰が感じなかったであろうか。それは単なる比喩ではない。それは実感である。この実感の根拠が明かにされねばならぬ、・・(三木清『人生論ノート』)」
これは、30頁で繰り返されている。すなわち、「三木清の言葉をかりれば、「人生は夢であるといふことを誰が感じなかったであろうか。それは単なる比喩ではない。それは実感である。この実感の根拠が明かにされねばならぬ(前出『人生論ノート』)」と書かれているのである。
そして、参考文献には、「三木清『人生論ノート』(『三木清全集第一巻』岩波書店1966年」と記されている。
私は、三木清を思想家として大好きというわけではないし、彼の本の熱心な読者でもない。しかし、新潮文庫版「人生論ノート」は名著だと思い(リズム感が絶妙である)、これまで、何度も何度も繰り返し読んできたつもりである。しかし、著者が引用しているような文は記憶にない。
それで、もう一度、昭和44年の39刷新潮文庫「人生論ノート」を隅から隅まで、読んでみたが、やはり上記の引用文は発見できない。最近のものではかわったのかもしれないと、平成28年の108刷新潮文庫「人生論ノート」を取り寄せて読んでみたが、やはり発見できなかった。
しかし、参考文献に載っているのは、『人生論ノート』(『三木清全集第一巻』岩波書店1966年)である。或は、それは文庫本と異なる内容で、上記の文章が収録されているのかもしれない。それで、この本を取り寄せて読んでみたが、少なくとも『人生論ノート』の中には、上記の文章は発見できなかった。
以上である。
本書の28頁に次の引用がある。「人生は夢であるといふことを誰が感じなかったであろうか。それは単なる比喩ではない。それは実感である。この実感の根拠が明かにされねばならぬ、・・(三木清『人生論ノート』)」
これは、30頁で繰り返されている。すなわち、「三木清の言葉をかりれば、「人生は夢であるといふことを誰が感じなかったであろうか。それは単なる比喩ではない。それは実感である。この実感の根拠が明かにされねばならぬ(前出『人生論ノート』)」と書かれているのである。
そして、参考文献には、「三木清『人生論ノート』(『三木清全集第一巻』岩波書店1966年」と記されている。
私は、三木清を思想家として大好きというわけではないし、彼の本の熱心な読者でもない。しかし、新潮文庫版「人生論ノート」は名著だと思い(リズム感が絶妙である)、これまで、何度も何度も繰り返し読んできたつもりである。しかし、著者が引用しているような文は記憶にない。
それで、もう一度、昭和44年の39刷新潮文庫「人生論ノート」を隅から隅まで、読んでみたが、やはり上記の引用文は発見できない。最近のものではかわったのかもしれないと、平成28年の108刷新潮文庫「人生論ノート」を取り寄せて読んでみたが、やはり発見できなかった。
しかし、参考文献に載っているのは、『人生論ノート』(『三木清全集第一巻』岩波書店1966年)である。或は、それは文庫本と異なる内容で、上記の文章が収録されているのかもしれない。それで、この本を取り寄せて読んでみたが、少なくとも『人生論ノート』の中には、上記の文章は発見できなかった。
以上である。
2019年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人の精神史について大変に参考になりました。
2016年3月20日に日本でレビュー済み
私は本書を3月11日に買って読み始めた。5年前の大震災による圧倒的な「死」の力は、我々に命のはかなさを改めて強烈に知らしめた。そこで、古代から現代までの、日本人と「はかなさ」との関係を解説した本書は有意義なものといえるだろう。
本書で引用されているのは、お馴染みの西行や『方丈記』や『徒然草』から、現代の見田宗介や秦恒平という、あまり有名ではない人々までの大量の言葉である。それらを眺めてみると、日本では極端な天国至上主義からも現世至上主義からも解放された、適度なリアリズムが続いてきたことが長所なのだなとわかった。生き物はすぐに死ぬ、「諸行無常」こそが現実である。その短い生は、短いからこそ尊いのであり、精一杯生きるべきなのだ。はかなく散る桜の花は、だからこそ美しいように。
また、福沢諭吉が優れた思想家であったことが、本書で紹介された部分だけからも伺える。
本書で引用されているのは、お馴染みの西行や『方丈記』や『徒然草』から、現代の見田宗介や秦恒平という、あまり有名ではない人々までの大量の言葉である。それらを眺めてみると、日本では極端な天国至上主義からも現世至上主義からも解放された、適度なリアリズムが続いてきたことが長所なのだなとわかった。生き物はすぐに死ぬ、「諸行無常」こそが現実である。その短い生は、短いからこそ尊いのであり、精一杯生きるべきなのだ。はかなく散る桜の花は、だからこそ美しいように。
また、福沢諭吉が優れた思想家であったことが、本書で紹介された部分だけからも伺える。
2021年1月30日に日本でレビュー済み
私の所有する「人生論ノート」は、昭和48年4月30日の46刷ですが、その19ページの8行目から10行目に「人生は・・・ならぬ」が載っています。奥付に昭和42年改版とあるので、昭和44年の39刷でしたら同じページに見つかるのではないでしょうか。